「ホットトイズ HOT TOYS」 は、香港の玩具メーカー。超高精度の1/6フィギュアを造っている。最近のラインナップを見るとただただ呆れる。玩具というよりは作品、一点ものといっても問題ないフィギュアを製品化している。
このホットトイズの「ベイビードール BABY DOLL」のパッケージが凝っている。
「ベイビードール BABY DOLL」は、映画「エンジェル・ウォーズ(原題:Sucker Punch)」の主人公。独特な雰囲気で非現実の世界を描いた“空想科学アクション”。古くてベタな表現(汗)。主人公はブロンドのツインテールで、衣装はミニのセーラー服。日本刀を背負い拳銃を身につける。まさに“アキバ系”のキャラクター。ツェッペリン飛行船や片方の翼にジェットエンジンが取り付けられた大戦機B-24リベレーター、モビルスーツまで登場する。なんでもアリ。けど1シーン1シーンがかっこいい。常に画面は暗くてダークなイメージ。音楽もいい。監督ザック・スナイダーが創出した不思議な世界観。こういうの、大好き。ハマった。
このベイビードール BABY DOLL」をホットトイズがフィギュア化した。そのパッケージがかっこいい。
映画の雰囲気、メインキャラクターたちのイメージにぴったりのデザイン。
このリボンが、キャラクターたちが劇中で身につけている“ガータベルト”に使われている素材。
誰が考えたのだろうか、発想に“やられた”。ホットトイズのデザイナーはかなりセンスがいい。
限定生産だそうで、どれくらい生産されるのかは知らないが、でも、これを量産するのは、もう呆れるしかない。
ホットトイズ HOT TOYS 「ムービー・マスターピース」シリーズの「ベイビードール BABY DOLL」 1/6スケール
30箇所以上が可動する。日本刀やピストルなどの武器を持たせるため、差し替え用ハンドパーツが付属する。
顔も演じるエミリー・ブラウニングそっくり。かなりの精度で再現されている。一つひとつをハンドペイントで塗装しているのだそうだ。ブロンドのヘアスタイルも植毛で再現され、衣装やホルスターなどの装備までかなり細かくつくられていて“超”すごい。
開封せず、中身もちゃんと収まったまま、開封前のわくわく感をいつまでも楽しむ。新品の状態で保有する。そんな満足感をコレクションするために「保存用」を買う。